2012年2月 6日 (月)

2012年自宅新年会 Part5

前回からの続き。


2009 Forster Freundstuck Riesling Auslese 375ml(Weingut Reichsrat von Buhl)
フォルスター・フロインドシュテュック・リースリング・アウスレーゼ(ライヒスラート・フォン・ブール)
Pfalz, German - 白甘口

このあたりになると記憶が定かじゃないけれど、アウスレーゼとしては中程度の甘さ。デザートワインというほど甘くないので、いろいろな使い出がありそう。モーゼルのような酸は無いけれど、締めに甘口は欠かせない。

友人が差し入れてくれたフュッセンのロールケーキ。ちゃんとした店のロールケーキはおいしい!

ビゴの店のガレット・デ・ロワと盛り合わせ

残していた前半の白に戻るか、新しいワインを開けるか悩んだ末、スパークリングが飲みたくなり、戻り泡として、これをチョイス。


NV Gloria Ferrer Blanc de Noirs
グロリア・フェラー ブラン・ド・ノワール
California, USA - 白泡辛口

定番だけれどやっぱりおいしい。また甘いものとの相性も抜群。体がスパークリングを欲しかった状態なので、ある意味ポール・デテュンヌよりおいしかった(笑)。

ペトリュスが、やや不発に終わったのは残念だけれど、いずれも健全なワインで、料理もおいしくて満足の一日でした。料理はまだ修行が必要だね。

おわり。

2012年2月 3日 (金)

2012年自宅新年会 Part4

前回からの続き。

いよいよ主役が登場。73年は、2000年5月にも開けたことがある。そのときはとても繊細なボトルだった。その後ワイン通の友人に聞いてみると、友人が飲んだ73年はかなりおいしかったとのこと。

そのことを聞いていたので、その後エノテカで安く売り出されていたものを購入(約55,000円)。2005年当時でも安かった。

ちなみにパーカーさんは「ワイン・オブ・ザ・ビンテージ。これは1970年代に作られたペトリュスの中で、 今すぐ飲めるものとしては最高の一品だ」といっている(PP87)。


1973 Ch.Petrus
シャトー・ペトリュス
Pomerol, France - 赤辛口

コルクは途中で折れてしまったけれど、ぼろぼろになること無く、しっとりと弾力性があり上々の状態。期待が高まる。デカンタージュしてから、みんなにサーブ。

香りをとってみると健全そう。そして口に含んでみると、予想通り健全で酸化のニュアンスも無い。 とはいえ、じっくり味わってみると「あれっ!」。健全だけれど、シンプルでチャーミング。うーむ。方針転換して、ゆっくり飲むことに。

このクラスのワインには似合わない「チャーミング」という言葉を使ってしまったけれど、時間と共に複雑さや奥行きが増していく。またポムロールらしい腐葉土っぽさも出てきてひと安心。

満開のワインや大きなワインでは無いし、細身のワインではあるけれど、なめらかできれいに熟成し、タンニンは完全に溶け込み、丸い球体をなす。変な熟成のニュアンスも無く、約40年間という時代を過ぎてきたことを思うと感慨深い。

別の表現をすると、  

子供のころはいたずらっ子だった、控えめで細身の健康的な老紳士

といったところか。

控えめだけれど奥深いところは、昨年の新年会で飲んだDRCの69リシュ(そのときのブログ)に似ている気もする。リシュのほうが偉大だったけどね。今回は6人で飲んだけれど、2,3人程度で飲んだら、もう少し印象は違うだろう。

ペトリュスは82,89,90などのビッグビンテージも飲んでいるけれど、一番印象的だったのはなぜか72年。82,89,90は若すぎたってこともあるのだけどね(約10年前に飲んだ)。 楽天には一店だけ在庫あり。約16万円なり。


和牛を使ったブッフ・ブルギニオン(牛肉のブルゴーニュ風赤ワイン煮)
今回一番手間と素材をかけた料理。赤ワイン2本使用。それだけに納得の出来。

グラタン・ドーフィノワ(ジャガイモとチーズのグラタン)

次回へ続く。

2012年自宅新年会 Part3

前回からの続き。 今回の主役はペトリュスなので、イタリアのメルローと、同じポムロールのラ・コンセイヤントを用意してみました。


2003 Poggio Ai Merli(Castellare di Castellina)
ポッジォ・アイ・メルリ(カステラーレ・ディ・カステリーナ)
Toscana, Italia - 赤辛口

メルロー100%のトスカーナIGT。カステラーレでは「イ・ソーディ・ディ・サン・ニッコロ」と並ぶ高額ワイン。メルシャンの希望小売価格は13,000円。

かなりしっかりとした色調。味わいも外観通りで、目が詰まって密度が高く、メルローらしいインキーさ。濃いめとはいっても、やり過ぎてはいない。香りは閉じ気味。まだ若々しく、飲みごろはずいぶん先。マッセトと比較するのも面白いかも。大きな違いは無いように感じる。

いかんせん、このあとのワインと比べて圧倒的に若いので印象には残らなかった。とはいえ、残ったワインを翌日飲んでみると、少しこなれてポテンシャルの片鱗は味わえた。

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1989 Ch.La Conseillante
シャトー・ラ・コンセイヤント
Pomerol, France - 赤辛口

ポムロールのいぶし銀「ラ・コンセイヤント」。この89年は、90年や2000年などと共に評価の高いビンテージで、パーカーさんは97点をつけている。生産量が少ないことも相まって、このシャトーとしては高価格になっている。

ガーネットの入った明るい色調。ポムロールを想像して飲んでみると、思わぬ軽やかさに驚く。ポムロールというよりはシュヴァル・ブランのエレガンスさ。メルロー80%、カベルネ・フラン20%というセパージュがそうさせるのか。それともテロワール? ボトル差?

約20年前のワインとしては健全で酸化のニュアンスも無く、なめらかな液体。香りのボリュームは中程度。期待値が高いだけに、もう少し複雑さや厚み、香り高さなど、プラスアルファを求めてしまう。このボトルに関してはピークの末期に感じた。

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沖縄長寿豚のロースと新ジャガの赤ワイン煮

赤ワインにあう新ジャガ料理を探していて見つけたレシピで作成。汁が多すぎて、想像していたものと違うものになってしまったけれど、これはこれでおいしかった。

次回へ続く。

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2012年自宅新年会 Part2

前回からの続き。


2009 Ch.Carbonnieux
シャトー・カルボニュー
Pessac-Leognan, Graves, Bordeaux, France - 白辛口

個人的には、もっとも安定したボルドー・ブランらしいボルドーブランの一つ。昔は3千円くらいで買えたけれど、調べてみると現在は5千円くらいで、セカンドワインもリリースしている。好きでたまに飲んでました。一番好きなボルドーブランはフューザル。

09と若いこともあるけれど、よいときと比べるとやや小ぶりか。少し猫のおしっこがあり、上品な樽のかかり方。若々しいので、あと数年寝かせてみたい。

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2004 Riesling Singerriedel Smaragd(Franz Hirtzberger)
リースリング シンガーリーデル スマラクト(フランツ・ヒルツベルガー)
Wachau, Austria - 白辛口Recommend

オーストリアを代表する生産者フランツ・ヒルツベルガーの最上級キュヴェ。 ひとくち飲んだ瞬間、素晴らしいとわかる存在感。反論や誤解があるのを覚悟で言えば、アルザス・グラン・クリュが持つ存在感と、ドイツの一流生産者が生み出す繊細さの融合。

13.5%というアルコール度からもわかるように、しっかりとしたボディがあるところはアルザスに似ているけれど、ミッドからアフターにかけては、また違う独特のミネラル感。余韻も長くて複雑。間違いなく偉大なワインの系譜。あと5年10年寝かせたら、どのようになるのか恐ろしい。

オーストリアワインはなかなか手を出しづらいけれど、一度は飲んでみるべき銘柄。ペトリュスを別格とすれば、みんなの今日の一番人気。

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この店は安い。

沖縄長寿豚のカスレ

しょっぱすぎて汁を一部捨てたり、鍋を焦がして鍋を移し替えたり、波乱があったにもかかわらず、奇跡の出来。うめー! そこいらのお店より断然おいしい。もう一度作って同じレベルに仕上がる自信は無いけれど、また作ってみよう!

次回へ続く。

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2012年自宅新年会 Part1

毎年豪華ワインを開けている自宅新年会。何にするか迷った末、熟成したワインが飲みたいということでペトリュス73をセレクト。中心となる赤と泡はわたしが用意し、それ以外は1人1本持ち寄りという形式で開催しました。


手前のコルクがペトリュスで、奥がラ・コンセイヤント。開けた三日後に写真を撮ったので、コルクがしぼんでしまったけれど、しっとり濡れて柔らかく、なかなかのコルクでした。


NV Paul Dethune Cuvee Prestige Pincesse des Chunes Brut Grand Cru
ポール・デテュンヌ キュヴェ・プレステージ プランセス・デ・テュンヌ ブリュット・グランクリュ
Champagne, France - 泡白辛口

エノテカのシャンパーニュテイスティングで印象的だった。ポール・デテュンヌのブラン・ド・ノワール。こちらは、そのときに購入したプレステージ。Ch50%, PN50%。

アンボネにあり、またフラッグシップなので、かなりがっちりしたボディを想像したけれど、意外にもそこまででは無く、アンボネとして標準的。泡は細かく品位もあるけれど、全体的に若々しく、まだ要素が一体化していないような部分もある。あと数年寝かせたのを飲んでみたい。

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ここからは友人が持ってきてくれたもの。

2003 Colli Orientali del Friuli Sauvignon Sol(Ronco del Gnemiz)
ソーヴィニョン・ソル(ロンコ・デル・ニェミツ)
Friuli-Venezia Giulia, Italia - 白辛口

フリウリのニェミツが作るソーヴィニョン・ブラン。名前に"Sol"が付くのは高級品。白い花をほうふつさせ、厚みがあり、ソーヴィニョン・ブランとは言いつつも、ロワールにあるようなハーブっぽさはだいぶ少なめ。猫のおしっこも無い。またローヌの白にありがちな、硬質さも感じる。2003年なのに若さ十分。

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料理は、冬らしく煮込み料理を用意してみました。

コック・オー・シャンパーニュ(霧島鶏のシャンパーニュ・クリーム煮)

オリジナルレシピは、コック・オー・ヴァン・ジョーヌ。以前お店で食べたときは、ヴァン・ジョーヌの、ちょっと酸化したニュアンスがスパイスになってとてもおいしかった。

今回はシャンパーニュの熱劣化ボトルがあったので、それを約1/2本使ってみました。 アイデアは悪くなかったけれど、ちょっと煮込みすぎたか。せっかく地鶏を使ったのに、鶏肉が柔らかくなりすぎた。

次回へ続く。

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